メイクをした顔の全体のバランスをとり、メイクの印象を特徴づけてくれるのはリップです。リップはメイクの全体の仕上げであり、他のアイメイクやチークなどのカラーとなじむことによって、バランスのとれた美しいメイクを完成させることが出来ます。
リップの選び方は、意外と難しいものです。赤みが強いと血色をよく見せてくれ、淡い色のリップは血色が悪く見えます。しかし年齢を重ねた肌には、ボルドー系、赤、ピンクはきつい印象になります。また、パール入りのものも血色が悪く見え、老けた印象になるので避けたほうが無難です。また濃く明るい色になるほど、リップの色落ちが目立ちますので注意しましょう。実際の唇の色よりも赤みの入ったブラウンピンク、ウォームベージュ、ブラウンは誰にでも似合うオールマイティーなリップといえます。
次にリップの上手な塗り方について述べることとします。まず始めにベースとなる唇の色をマッサージをすることで整えていきます。親指の腹を使い、顎の先から耳の裏までの顔のリンパ腺に沿って押していくと、唇の血行がよくなり赤みが増します。このマッサージを終えたらいよいよリップを塗っていきます。
①平筆かリップライナーで唇の輪郭を描きます。まずは上唇の山の部分を自然にラインどりします。年齢を重ねるにつれて、輪郭ははっきり描くようにしましょう。
②下唇にリップを塗ります。
③上唇と下唇の口角をつなげ、唇全体をムラがないように塗りつぶします。
④余分な油分をティッシュで軽く押さえて取り、再び全体にリップを塗ります。
⑤唇にツヤや立体感を求める時には、グロスを塗ります。グロスは唇全体につけるのではなく、唇の両端を3~4ミリメートル残して中心部分にのみつけます。こうすることによって唇に立体感が生まれるのです。パール入りのリップを塗った時は、グロスもパール入りのものに統一しましょう。透明グロスをつけてしまうとリップがよれてしまうからです。
他のポイントメイクと同様に、リップのカラー、塗り方で様々な印象を与えることが出来ますので、ぜひ挑戦してみましょう。
可愛らしい口元にしたい時:ピンク・オレンジ・ベージュ系がお勧めのカラーです。唇の山は自然にとります。③で口角をつなぐ時、山から口角につながるラインを唇から1ミリくらい大きめに取るのがポイントです。
きりっとした口元にしたい時:ブラウン系がお勧めのカラーです。唇の山の角度を鋭角的にとり、③では下唇の口角をやや上げ気味に塗ります。
セクシーな口元にしたい時:ボルドー・レッド系がお勧めのカラーです。唇の山、下唇ともややオーバーにラインをとります。③で唇の山から口角につなげるラインもややオーバーにとり、全体的に本来の唇よりも大きめに仕上げるのがポイントです。
